「彼女がそれも愛と呼ぶなら」（かのそれ）に出演中の伊藤健太郎さん。
伊藤健太郎さんと言えば、2020年に大きなニュースとなったひき逃げ事故報道。
※こちらは不起訴となり、正確には「ひき逃げ事故」→「人身事故」扱いとなっています。
当時は人気急上昇中の若手俳優として多くの作品に出演していただけに、突然の活動休止には驚いた方も多かったのではないでしょうか。
しかし、2022年以降、伊藤健太郎さんは少しずつ表舞台に戻ってきています。
伊藤健太郎、復帰後初の映画「賛否あることは覚悟しています」 観客の拍手に涙ぐむ場面も https://t.co/IN9UhtWmsD #芸能ニュース #芸能 #ニュース pic.twitter.com/PU1drUAKMa
— スポーツ報知 芸能情報 (@hochi_enta) May 17, 2022
事故は不起訴処分になったものの、一度事故現場を離れたことに関する批判的な目から
「なんで復帰できたの？」
「復帰を許していいの？」
といった、批判的な声が多くあるのも事実です。
ではいったいなぜ伊藤さんは復帰できたのでしょうか？
その理由や背景を探ってみましょう。
1.事故報道から姿を消した伊藤健太郎
伊藤健太郎さんは、2020年10月にバイクとの接触事故を起こし、現場を離れたことで当時は「ひき逃げ」として報道されました。
俳優・伊藤健太郎容疑者を逮捕 ひき逃げの疑い 女性重傷 https://t.co/0Jq2WQudmW
— Share News Japan (@sharenewsjapan1) October 29, 2020
その後、自ら警察に出頭し、謝罪会見を開くなど、表向きには誠実な対応をとっていたものの、世間の目は厳しく、すぐに芸能活動を休止。
出演予定だった番組や映画も軒並み差し替えや降板となりました。
一時は「このまま引退か」とささやかれるほどの逆風でしたが、伊藤さんは地道に「反省」と「行動」で信頼を取り戻していく道を選びます。
その背景には、事件が原因となり解約となった映画やＣＭの違約金が7億9,000万円にものぼったことも関係しているのでしょう。
2.復帰への第一歩は“舞台”だった
伊藤健太郎 再始動・主演舞台「SOULFUL SOUL」を2021年10月28日（木）～10月31日（日）、シアターグリーンBASE THEATERにて上演致します。
— 伊藤健太郎 (@kentaro_account) August 19, 2021
出演：伊藤健太郎、工藤遥、溝呂木賢、竹井洋介、森山栄治（敬称略）
その他公演、チケット販売情報等詳細は近日発表致します。 pic.twitter.com/KBLxWomopu
芸能界に復帰した伊藤健太郎さんが選んだのは、テレビや映画ではなく“舞台”でした。
2022年の舞台『SOULFUL SOUL』では、約1年半ぶりの演技仕事として注目を集めます。
舞台という“生の演技”の場を選んだのは、彼自身の「真正面から芝居と向き合いたい」という想いがあったからとも言われています。
また、共演者やスタッフからの信頼があったことも大きかったようです。
このように、派手さではなく「演技力」で再び評価されることを目指した復帰の第一歩は、多くの人に誠実な印象を与えました。
3.復帰を後押しした「反省」と「誠実さ」
事故直後の謝罪会見以降、伊藤健太郎さんは表舞台から姿を消していたものの、水面下では被害者との示談成立や、関係者への謝罪など、誠実な対応を積み重ねていました。
その結果、徐々に「もう一度チャンスを与えてもいいのでは？」という世間の声も見られるように。
SNS上では「まだ若いし、反省してるなら応援したい」といったコメントも増えてきました。
また、芸能界全体としても「過ちを犯しても、反省し努力すればやり直せる」という風潮が広がってきていた時期でもあり、それが伊藤さんの復帰を後押しした一因とも言えそうです。
4.SNSの声
ネット上では
「ひき逃げしといて、なぜ復帰できるの？」
「復帰のタイミング早すぎ」
と批判的な声がある一方で
「過ちは消せないけど、復帰するからにはがんばってほしい！」
「当分つらいと思うけど、受け入れてがんばってほしいです」
「純粋に演技がすきだから応援しています！」
と応援する声も多数上がっています☆
個人的意見としては、過去の過ちは誰でも許されることではないと思います。
ただ、更生の道はあってほしいと思いますし、何よりもファンで成り立つ芸能界において、今でもファンがいるという事実がすべてなのではないかと感じます。
私も伊藤健太郎さんの演技が大好きな一人です！
5.芸能界からの信頼回復はできたのか？
復帰以降、伊藤健太郎さんは少しずつ映像作品への出演も増やしています。
たとえば、2023年には配信ドラマへの出演が話題となり、演技への評価も以前と変わらぬ高さを保っていることがわかります。
【映画】
— C.D.C.(シネマ、ドラマ、コミック好き) (@ccchoby) August 13, 2024
『Netflix』で、「静かなるドン」(2023年)
第1章〜第3章まで観ました🍿🍿🍿🍿
伊藤健太郎版「静かなるドン」です。#静かなるドン#映画#netflix pic.twitter.com/mffDZfBpIQ
また、共演した俳優やスタッフからも「現場での態度が真摯だった」「過去の過ちを背負って前に進もうとしている姿勢に感動した」といった声が上がっており、業界内でも徐々に信頼が回復しつつあるようです。
2022年の復帰作となった「冬薔薇（ふゆそうび）」でも、脚本・監督をてがけた阪本順治が「伊藤が一切自分を誤魔化さずに洗いざらい話してくれたことに好感を持った上で、その時に感じた印象を大切にして脚本に生かした」と話されていました。
完全復帰とはいえないものの、「再評価されている」という点は間違いないでしょう。
6.伊藤健太郎は今、どこに向かっているのか
2025年現在、伊藤健太郎さんは舞台と映像の両方で少しずつ活躍の場を広げています。
CM起用など、いわゆる“完全復帰”にはまだ慎重な空気もあるものの、着実に地盤を固めている印象です。
↓現在（2025年4月）は『それでも彼女が愛と呼ぶなら』の伊麻（栗山千明）に翻弄される大学院生「氷雨」役を演じています。
📺伊藤健太郎、“複数恋愛”に翻弄される難役「うれしかった」 夢は「『あいつと仕事したら楽しいよね』って言われる役者」【インタビュー】https://t.co/9KWFentreU
— 山陰中央新報 (@SaninChuo_) April 16, 2025
“ポリアモリー”を貫くシングルマザーの主人公・伊麻（栗山）に翻弄される大学院生・氷雨を演じる伊藤に今作への思いを聞いた🎙…
インタビューなどでは「過去をなかったことにはできない。だからこそ、これからの行動で信頼を取り戻していきたい」と語ることもあり、その言葉の重みに共感するファンも少なくありません。
一度は大きく転落した若手俳優が、再び這い上がっていく姿は、多くの人にとって勇気や希望を与える存在になりつつあります。
まとめ
伊藤健太郎さんが復帰できた背景には、
・地道な反省と誠実な行動
・舞台という挑戦を通じた信頼回復
・世間や芸能界の「更生を認める」空気感
が重なった結果と言えるでしょう。
もちろん、過去の出来事が完全に消えることはありませんが、それでも「人はやり直せる」と感じさせてくれる復帰劇には、多くの学びもあるかもしれませんね。
今後の伊藤健太郎さんの動向にも注目していきましょう！
最後までお読みいただきありがとうございましたm(__)m
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