2025年12月1日に発表された、2025年の「T&D保険グループ 新語・流行語大賞」で、
高市早苗内閣総理大臣の言葉
『働いて働いて働いて働いて働いてまいります/女性首相』
が年間大賞に選ばれました。
【流行語大賞】高市早苗首相が受賞スピーチ「働きすぎを奨励するような意図はございません」https://t.co/usd96ndMXt
— ライブドアニュース (@livedoornews) December 1, 2025
「働いて働いて働いて働いて働いてまいります」が年間大賞に選ばれ、高市首相が表彰式に出席。5回「働いて」を繰り返した理由は「特に深い意味はございません」と笑いを誘った。 pic.twitter.com/18ddqo4xjF
現職総理の“言葉”が大賞になるのは、2009年の鳩山由紀夫氏以来16年ぶり。(この時の流行語大賞は「政権交代」)
日本初の女性首相の言葉が選ばれたという象徴性も相まって、
政治面だけでなく社会現象としても大きな注目を浴びています。
では――
なぜこの言葉が大賞になったのでしょうか?
そして、SNSではなぜ“忖度じゃ?“との声が出ているのか?
この記事では、受賞理由から背景、世論までをまとめて解説します。
1. 高市総理の「大賞受賞」までの流れ
受賞した言葉は、総裁選で勝利し、首相就任が決まった直後のスピーチで発せられたもの。
「働いて働いて働いて働いて働いてまいります」
「日本初の女性首相として重責を果たす」
という強い決意表明でした。
この“5連続の働いて”というフレーズが強烈に印象に残り、
政治的意図よりも“キャッチーな言い回し”として拡散されたのがポイント。
2. 【なぜ大賞?】選考委員が評価した3つの理由
2-1. 日本初の女性首相という歴史的瞬間を象徴
選考委員会は、「この言葉そのものが“2025年という年の象徴”」と評価。
女性リーダーの誕生は、政治のみならず社会文化史的にも大きな転換点でした。
2-2. 国民の記憶に残った“フレーズ力”
5回の「働いて」は、SNSで即拡散され、
政治に興味が薄い層にも強烈なインパクトを残しました。
2-3.労働・働き方への意識が揺れる時代背景
2025年は、
- 労働時間問題
- 人手不足
- 働き方の多様化
が社会全体のテーマに。
その中で「働いて働いて…」という言葉は肯定にも皮肉にも捉えられ、
“時代の空気を反映している”と判断されたといえます。
3. 高市総理自身のコメント
受賞式では、高市総理は笑顔で登壇し、
「その場の雰囲気で、つい“5回”言ってしまった」
と説明。
作ったフレーズではなく“咄嗟の言葉”だったという点も、
国民の関心を引いた理由の一つになっています。
4. 【SNSの反応】「忖度でしょ?」の声が多い理由
受賞直後、SNSでは賛否両論が噴出しました。
大きく分けると3タイプに分類できます。
4-1.忖度・政治利用では?という批判
こんなの流行ってもないし、世間は冷ややかな目で見てるのに…
— かもうのかけ小 (@AfYjpB3h5Hp0n6g) December 1, 2025
オマケに『女性首相』って付け足しでしょ!
政権に忖度ですか?
いい加減、もうやめたらいいのに…😩
流行語年間大賞は「働いて…働いてまいります/女性首相」(スポニチ) pic.twitter.com/aNrr2tzTuR
- 「総理の言葉を大賞にする意味ある?忖度っぽい」
- 「政治色強すぎ」
- 「権力者の言葉が“流行語”ってどうなの?」
“政権の影響”を連想した人が多く、
「純粋に“流行った”と言えるのか?」という疑問も目立ちます。
4-2. 時代を象徴したという肯定
「働いて働いて働いて働いて働いていく」しか日本復活への道はないから、これが流行語大賞で良かったじゃん。
— 穂積茂行 (@shigeyuki696) December 1, 2025
文句言ってないで働こうぜ!
pic.twitter.com/EPcobAZIyS
- 「たしかに2025年を代表する言葉だった」
- 「女性首相誕生の年を象徴してる」
- 「インパクトあったし、納得の受賞」
肯定派は、“歴史的な年の象徴性”を重視する傾向。
4-3.皮肉・ジョークとしての盛り上がり
- 「いや働きすぎ日本の縮図」
- 「ブラック企業の社訓?」
- 「5回言う必要ある?」
もとは「勢いで言った言葉」だからこそ、
“ネタ”として扱われやすい側面も強いです。
5. 受賞は“日本の働き方”に対する問いかけでもある
この言葉は、
- 働きすぎ
- 少子化
- 労働力不足
などの日本特有の問題を象徴するものとしても語られました。
つまり今回の大賞は、単なる「流行語の賞」ではなく、
2025年の日本社会の課題を映し出したひとつの鏡
とも言えます。
6. まとめ:なぜ受賞したのか?
この記事をまとめると、受賞の理由は次の3つに集約できます。
- 日本初の女性首相誕生という歴史的背景
- 強烈なインパクトで国民の記憶に残った“語感”
- 「働き方」議論が高まる時代の空気を象徴していた
そしてSNSで“忖度?”という声が上がるのも自然で、
それだけこの言葉が多面的に受け取られた証拠ともいえます。
最後までお読みいただきありがとうございましたm(__)m



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