「えっ、坂口憲二がドラマに帰ってきたの!?」
そんな驚きと歓喜の声がSNSで広がったのは、坂口憲二さんの「続・続・最後から2番目の恋」での俳優復帰が報じられたことがきっかけでした。
このドラマは2025年4月14日の21:00にスタートしました☆
しかし実は坂口憲二さん、難病によって長年表舞台から離れていたんです。
今回の記事では・・・
坂口憲二さんが再び役者の道を歩むまでの背景
に迫ります。
1.坂口憲二はなぜ表舞台から姿を消したのか?
坂口憲二さんは2018年、「特発性大腿骨頭壊死症(とくはつせい・だいたいこっとうえししょう)」という難病を公表しました。
これは股関節の骨が壊死し、日常生活や運動に支障が出る非常に深刻な病気です。
当時、医師からは「無理な運動は命取りになる」と警告され、俳優業を一時的に休止、
所属していた事務所も退所し、治療に専念することを選びました。
突然の離脱に「引退?」という声も上がりましたが、実際は健康を最優先に考えた決断だったのです。
2.家族の存在が復活の鍵に
坂口憲二、男児2人&バースデーケーキの写真で46歳誕生日を報告「両親&家族&仲間に…」 https://t.co/obg2r4I5BT #芸能ニュース #ニュース pic.twitter.com/J7Nbnk6z6M
— スポーツ報知 (@SportsHochi) November 9, 2021
坂口さんを支えたのは、家族の存在でした。
2014年に結婚した奥様は、元・赤坂の料亭で女将を務めていたしっかり者の女性。現在も都内で複数の飲食店を手がけています。
お二人の間には男の子が2人。
病気と向き合いながら、家族との穏やかな日常が心の支えになったといいます。
「無理せず、家族と過ごせる時間こそが財産」と語る坂口さんにとって、家族の存在が復帰への大きな原動力になったことは間違いありません。
3.坂口憲二、焙煎士になる 〜The Rising Sun Coffee〜

俳優業を休止した坂口さんは、湘南でコーヒー焙煎士としての新たな人生をスタートさせます。
2018年には、自身のコーヒーブランド「The Rising Sun Coffee」を立ち上げ、逗子市に焙煎所兼カフェをオープン。
「焙煎は役者と似ている。細かい温度や時間調整が必要で、ひとつひとつ魂を込める作業」と語っており、ここでも坂口さんらしい真面目さと情熱が感じられます。
The Rising Sun Coffeeの公式ホームページはこちら
4.復帰作の役柄が、まさに“坂口憲二そのもの”だった
そんな坂口さんが今回演じるのは、「長倉真平(ながくら・しんぺい/48歳)」というキャラクター。
長倉家の次男で、自宅を改装して「カフェナガクラ」を営む店長。明朗快活で家事も料理も得意。実は深刻な病を抱えており、感情を抑えて生きてきたが、2014年に結婚。兄の和平とは親友のような関係。
※人物紹介文はフジテレビ公式サイトより引用
このキャラクター、坂口憲二さんの人生と驚くほど重なっています。
・深刻な病を抱え、俳優業から離れる
・自宅を改装して、コーヒー店のオーナーになる
・家族との穏やかな暮らしを大切にしている
・静かに、自分の感情を抑えて生きてきた──
こうした役柄に、坂口さん自身もきっと強く共感したのではないでしょうか。
まさに“本人の人生がそのまま役柄になった”ような感覚。
それだけに、坂口さんの演技にはリアルな説得力が宿るはずです。
5.復帰のきっかけは“俳優としての自分を忘れていなかった”から
表舞台を離れていても、坂口憲二さんは俳優としての自分をどこかで捨てきれなかったようです。
近しい関係者によると、「体調が整えば、また演技に戻りたい」という気持ちを持ち続けていたとのこと。
特にフジテレビ関係者や、共演者だった中井貴一さんとの交流が復帰のきっかけになったとも言われています。
本人も「また芝居をやってみたいと思える自分がいた」と語っており、その一歩が今回の復帰につながったのかもしれません。
まとめ
- 坂口憲二さんは引退したわけではなく、治療に専念するためにタレントを休業していた
- 坂口憲二さんが経営するコーヒーショップを設立している
- 今回の役どころもコーヒーショップの店員という一面がある
- 坂口さん自身が役者という仕事に復帰したいという想いがあった
難病と闘いながらも、家族とコーヒーという支えによって、再び俳優として立ち上がった坂口憲二さん。
その復帰は、ただの芸能ニュースではなく、「人生をあきらめない姿勢」を私たちに見せてくれた感動の物語です。
今後の活躍も、心から応援したくなりますね☆
最後まで読んでいただきありがとうございましたm(__)m
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