2025年5月6日、嵐がついにファンクラブサイトで「活動終了」を発表しました。
2020年の「活動休止」から5年。再始動を期待し続けたファンにとっては、重く、そして切ない知らせだったことでしょう。
しかし今回の発表で、多くのファンが注目したのは「解散」という言葉を使わなかったこと――。
なぜ「解散」ではなく、「活動終了」だったのか?
この記事では・・・
- 嵐が「活動終了」という言葉を選んだ理由
- 「活動終了」に込められた嵐メンバー5人の想い
を紐解いていきます。
1.嵐「活動終了」記事全文
まずは、嵐からの報告全文を掲載しますので、少し長いですが読んでみてください☆
私たちから、お伝えしたいことがございます。
活動休止してから、およそ4年半が経ちました。 私たちは休止前最後の1年、コロナの影響で皆さんの前でパフォーマンスをすることは叶いませんでした。
これまで支えて下さったファンの皆さんに直接感謝の思いを伝えるために、私たちは、再び5人で集まり、嵐として来年の春頃に予定しているコンサートツアー開催に向けて動き始めます。
また、株式会社嵐を設立したこともあり、新たなスタッフの方と新しい形を組み立てる可能性を模索した時期もありましたが、これまで20年以上にわたりお世話になってきた多くのスタッフのみなさんと共にその景色を作り上げていきたいと考えています。
そして、このツアーをもちまして、嵐としての活動を終了いたします。
およそ1年半ほど前から、折を見て5人で集まりまして、 “もう一度嵐として活動する”ことについて話し合いを重ねてまいりました。
しかしながら、私たちを取り巻く環境は変化し、それぞれの環境も以前とは形を変える中で、なかなかその答えにたどり着くことは簡単ではありませんでした。
時間をかけて、何度も話し合いを重ね、みんなで出した結論は、もう一度集まって、嵐としてのコンサートを行い、コロナによって叶えられなかった、ファンの皆さんに“直接感謝を伝える”“直接パフォーマンスを見てもらう”ということをもって、5人での活動を終了するということでした。
活動を再開したその先に、また再び休止に入るということは考えられませんでした。
コンサートは、現在ファンクラブ会員の方に優先的に申し込んでいただけるように、ファンクラブの新規入会は一時的に申し込みを停止いたします。
また来年のツアー開催に向けて、実現するべく様々な人のお力をお借りしながら準備に入っていますが、現段階でその全てをお伝えできる状況にはありません。 決まり次第随時、ファンの皆さまへは最初に、自分たちから、自分たちの言葉でお伝えしていきたいと思っています。
そして、嵐の活動終了に伴い、 ファンクラブも2026年5月いっぱいで活動は終了いたします。
ですがそれまでの一年、ファンクラブ会員のみなさまへ向けて出来る限り多くのコンテンツをお届けしますので、観て楽しんでいただければと思います。
また、今ファンクラブに入っていない方も次の配信から楽しんでいただけるように、新規入会受付の再開準備をしています。次の嵐ファンクラブ内のコンテンツ配信は来月中旬を予定しています。
重ねてにはなりますが、これから5人でまた集まり、これまで応援し続けて下さったファンの皆さんに感謝の思いを込めて、喜んでもらえるようなコンテンツをお届けできたらと考えています。ぜひ楽しみにしていてください。
嵐 相葉雅紀 松本潤 二宮和也 大野智 櫻井翔
引用元:嵐公式Xより
「解散」でもない。「活動休止」でもない「活動終了」なんですね・・・
「活動休止」ではないことも名言しているので、5人が集まってパフォーマンスすることは本当に2026年のツアーが最後になるのでしょう。
しかし、嵐ファンは特にこの「活動終了」という言葉の使い方に嵐らしさを感じているようです。
2.活動休止から「活動終了」へ。ファンが抱える複雑な感情
2020年の年末、「一度立ち止まる」という表現で嵐は「活動休止」を発表しました。
それからの5年間、個々の活躍はありながらも、「いつかまた5人がステージに立つ日が来るのでは」と、ファンの誰もが願っていたはずです。
だからこそ今回の「活動終了」は、単なるお知らせではなく、“希望の幕引き”として心に刺さるものだったのではないでしょうか。
3.考察:「解散」と言わなかった、その意味
通常、グループの終わりには「解散」という言葉が使われます。
SMAPやV6のように、記者会見や公式文書で「解散」を明言するケースも多く見られました。
しかし、嵐は違いました。あくまで「活動終了」。
3-1.ファンへの気遣い
これは言葉の問題ではありません。
“嵐”という存在を未来に残したい――
たとえ今は一緒に活動していなくても、ファンの心の中で嵐が続いていくように。
そして、メンバーたち自身も「また集まれるかもしれない場所」を残しておきたかったのではないでしょうか。
3-2.メンバーへの気遣い
嵐のリーダーである大野くんへの気遣いも大きかったのではないでしょうか・・・
嵐が活動休止する際も、大野くんはメンバーに「ただ感謝しかない」と話していました。
自分のわがままを、メンバーが理解してくれたからだと。
「活動休止」後大野くんは表舞台に姿を見せておらず、仮にこのまま「活動終了」や「解散」となってしまうと、何かしらの責任や矛先が、大野くんにいってしまう可能性もゼロではなかったはずです。
「やっぱり大野君はもう表舞台に立つことができないのね」みたいな・・・
「活動終了」はあくまでメンバー全員で決めたことであり、お別れの場としてツアーを開催することで、今後は「個々人での活動に全力で取り組みます」という姿勢が世間のファンから受け入れられやすい状況となったのではないでしょうか・・・
4.ファンと「嵐」の関係を断ち切らない選択
もし「解散」と言ってしまえば、それは「完全な終わり」を意味します。
戻ってくる可能性に線を引き、「もう二度とありません」と区切るような印象を持たれてしまう。
でも、「活動終了」なら、“一区切り”の表現に過ぎません。
ファンにとっても、完全に別れを告げるのではなく、「ありがとう、またいつか」の気持ちで見送ることができる。
そんな希望を残す言葉の選び方こそ、嵐らしい優しさに思えてなりません。
余談にはなりますが、SMAPも本来はそのような形をとりたかったのではないかと個人的には思っています・・・
5.「嵐」が残してくれたもの
嵐は、「友情」「努力」「感謝」「絆」といった言葉を何度も口にしてきたグループでした。
そんな5人だからこそ、「解散」ではなく「活動終了」を選んだ――その選択にも、彼ららしい深い意味があるはずです。
- 「また集まるかもしれない」
- 「いつか再会できる場所を残しておきたい」
- 「嵐という名前を消さずに、未来に残したい」
それは、ファンだけでなく、5人にとっても希望なのかもしれません。
まとめ
あくまでも考察レベルですが、まとめてみました。
- 「活動終了」することで5人でのパフォーマンスは2026年で最後になるが、「解散」ではない
- 「活動終了」の意味とは
・ファンへの気遣い
・メンバーへの気遣い
からくる嵐なりの表現方法だった - 「解散」という言葉を使わないと明言しているわけではない
活動は終わっても、「嵐」は終わらないと受け取れます。
20年以上も共に歩んできた彼らの歴史は、これからも多くの人の心に生き続けます。
そして「活動終了」以降もまた、どこかで5人が揃う日が来るかもしれません。
その日まで、「活動終了」は希望の一歩――そう思えるようになるといいですね。
ファンクラブではないですが、嵐が好きな一人として記事にしましたm(__)m
「活動終了」まであと1年!ずっとそれぞれのメンバーを応援しています☆
ファイナルツアーも松潤が演出するのかな・・・?
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